3月に入り少しずつ暖かくなってきましたね!寒さが和らいで過ごしやすくなると思いきや、花粉が飛びはじめ、花粉症の方は鼻水などの症状に悩んでいるのではないしょうか?今回は、腸内環境を改善して免疫機能を整えるレシピをご紹介します!
花粉症は、スギなどの花粉が原因となって引き起こされるアレルギーで、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。以下のようなメカニズムで、鼻水、くしゃみなどの症状がでます。
同じ環境にいても、花粉症を発症する人、しない人がいますが、これは花粉に対して抗体をつくりやすいか、つくりにくいかの違いです。この違いは、遺伝や体質、生活習慣が関わっているといわれています。
現在、日本で花粉症を引き起こす花粉は、約60種類も存在するといわれています。植物によって花粉が飛散する時期が異なるため、春以外の時期に症状がでることがあります。どの花粉にアレルギー反応が起こっているかは、病院でアレルギー検査をするとわかるので気になる方は医療機関に相談してみましょう。
花粉の飛散時期の目安(関東)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
スギ | ||||||||||||
ヒノキ | ||||||||||||
イネ科 | ||||||||||||
ブタクサ属 |
腸内環境が免疫機能に関わっているという知識は、ここ数年ですっかり浸透してきましたね。先述したように、花粉は免疫機能の異常でおこることから、免疫機能と腸内環境の関係を再確認しましょう!
細菌やウイルスなどの異物から体を守る免疫細胞の約70%は腸に存在しているといわれています。そのため、腸の環境が悪いと免疫細胞にも悪影響を与えてしまい、免疫力に異常が起こるといわれています。
まず、腸内環境をつくる腸内細菌には、私たちによって良い働きをしてくれる「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、善玉菌と悪玉菌の優勢な方の見方をする「日和見菌」がいます。
理想の割合は善玉菌:悪玉菌:日和見菌が2:1:7の割合です!日和見菌が善玉菌の味方についてくれるように、善玉菌を常に多い環境にすることが大切です。善玉菌を増やすために重要なのが「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」です
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含む食品のこと
例)ヨーグルト、乳酸菌飲料、チーズ、キムチなど
食物繊維やオリゴ糖などの善玉菌のエサとなる食品のこと
例)玄米、大豆、ごぼう、きのこ、わかめ、バナナなど
プロバイオティクスとプレバイオティクスの両方を含む食品のことを「シンバイオティクス」と呼んでいます!
今回は、プロバイオティクスとプレバイオティクスの両方を1度にとることができるレシピをご紹介します!使用するヨーグルトはプロバイオティクス、きな粉は大豆からつくられており食物繊維が豊富であるためプレバイオティクスです!
<下準備>
ヨーグルトを良くかき混ぜて、常温に戻しておく
※冷えたものを使うと寒天が固まってしまうため注意!
花粉の時期は始まったばかりで、辛い時期が続きますが、少しでも緩和できるよう食から気を付けていきましょう!