食べ物の3つの働き

食べ物の3つの働き

私たちは、毎日いろいろなものを食べています。これら食べたものから栄養素を取り入れ、体内で消化、吸収、代謝という、非常に大きな働きをしています。

食べ物の働きは3つある!! (3つの食品群)

私たちは、毎日色々なものを食べています。これら食べたものから栄養素を取り入れ、体内で消化、吸収された結果、主に3つの大きな働きをします。

  • 「エネルギーになる」
  • 「体をつくる」
  • 「体の調子を整える」

食べ物から取り入れた栄養素が、健康な毎日を過ごすための重要なベースになります。それぞれのグループから食品を選び、取り過ぎる食品群や不足しがちな食品群をチェックし、うまく組み合わせてバランスの良い食事をとりましょう。

食べ物の3つの働き

体のエネルギーのもとになるもの

主な栄養素 主な食品 詳細
炭水化物(糖質) ご飯、めん、パン
いも など
主にご飯やパンなど主食になるもの。
お米やパン、いもなどには炭水化物(糖質)が多く含まれています。
脂質 油、バター、マヨネーズ、ピーナッツ など 主に炒めたり、揚げたりする油など。
バターやサラダ油などの油脂類には脂質が多く、これらは体を動かす力や熱のもとになります。

体をつくるもとになるもの

主な栄養素 主な食品 詳細
タンパク質
ミネラル
魚、肉、豆腐、卵、チーズ、牛乳、ヨーグルト など 焼き魚、から揚げなど主菜のおかずになる食べ物。
肉や魚、牛乳、小魚、海藻などに多く含まれているタンパク質やミネラルは、血液や筋肉、骨、内臓、髪の毛など私たちの体をつくるもとになります。

体の調子を整えるもとになるもの

主な栄養素 主な食品 詳細
ビタミン
ミネラル
食物繊維
野菜、果物 煮物やサラダなど副菜のおかずになる食べ物。
野菜や果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれていて、体の調子を整えるもとになります。

 

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著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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