旅行に行ったら食べたい!世界のおすすめフード 第7弾 ~ブラジル~

旅行に行ったら食べたい!世界のおすすめフード 第7弾 ~ブラジル~

世界で食べられている美味しい料理や変わり種の料理などを探してご紹介!

第7弾は、ブラジルです。

ブラジル連邦共和国について

日本のおよそ22倍の面積を持ち、人口2億人以上が暮らす、移民から発展した国です。
国土がとても広いブラジルですが、多くの都市で真冬の7月・8月でも最低気温が一桁台になることは珍しく、北部の熱帯地方では、一年を通して25度~35度程の気温で蒸し暑いそう。南部の亜熱帯地域では、1月・2月が最も暑く、雨も多いそうです。

そんなブラジルに広がる熱帯雨林のジャングルの中には、世界で3本の指に入る長さを誇る「アマゾン川」が流れ、貴重な動植物がたくさん生息しています。
1500年ころにポルトガル人が入植し、植民地支配をしていましたが、1800年代にポルトガルより独立し、一つの国となりました。

現在では、半数がヨーロッパ系の移民を元とした人口構成ですが、100年以上も前には、日本からも多数ブラジルへ渡った人々がおり、日本をルーツとする日系ブラジル人が、今でも数多く暮らしています。

また、過去の悲しい歴史から始まった、アフリカ系の人々の他、元々その土地に暮らしていた先住民族の人々もおり、国民の人種は多様です。そのため、主食として食べられているものには、米や豆、イモ類(キャッサバなど)があるほか、小麦粉から加工されたピザやパスタ、パンなどもあります。

毎年2月には、リオのカーニバルが開催され、世界中から観光客が押し寄せ、人々は踊りを楽しみます。このお祭りをとってみても、ブラジルの人々は陽気で明るい国民性であることがうかがえますね。

ブラジル料理と言えばこれ!「シュラスコ(シュハスコ)」

ブラジルに行ったことはなくても、肉好きの方は一度は聞いたことがある料理名ではないでしょうか。
大きな肉の塊を長い鉄串に刺し、オーブンでゆっくりと回転させながらじっくり焼き上げます。
その起源は、17世紀頃のカウボーイから始まったとも言われており、豪快に串刺しにする様が、カウボーイのイメージにも重なります。

味付けは、シンプルに岩塩をまぶして焼いたものや、すりおろしたニンニクを付けて焼いたものなどがあるそうですが、人気があるのは岩塩のみのシンプルな味付けのもののようです。
じっくりと火を通すことで、脂が適度に落ち、お肉の本来の味を味わうことができるそう。

お店では、牛肉をメインに、豚肉やとり肉、ソーセージを焼いたものがあるそうです。
お店でいただくことも多いシュラスコ(シュハスコ)ですが、ブラジルのアパートでは、共用のスペースに肉を焼くための「シュハスケイラ」と呼ばれるグリル台が設けられていることが多いようで、休日には、家族や友人と一緒にお肉を囲んで楽しい時間を過ごします。

シュラスコ(シュハスコ)

魚介の旨味がたっぷり!「ムケッカ」

魚やエビ・カニ、タマネギ、トマト、コリアンダーなどを入れて煮込んだ料理で、首都ブラジリアや大都市リオデジャネイロなど、ブラジルの広い地域で食べられています。

元は、南部にある「エスピリトサント州」と「バイーア州」で食べられていた郷土料理といわれ、エスピリトサント州では魚介の出汁のみで味わいますが、バイーア州のレシピはひと味違うよう。

アフリカ系の人々の食文化の影響を受けたバイーア州のムケッカは、煮込んだ魚介の旨味に、デンデ油と呼ばれる「やし油」と、「ココナッツミルク」を加えた、こってりとしたスープに仕上げるそうです。

近年では、ヘルシー志向もあって、やし油の代わりにオリーブオイルを入れる家庭やお店も増えてきているようです。
海鮮の旨味が凝縮されたスープは、ごはんとの相性もよく、ごはんにかけて食べる人も多いのだそう。

ムケッカ

国民的料理!「フェイジョアーダ」

ブラジルでは、豆類のことを「フェイジョン」と呼びます。
フェイジョアーダは、「豆」と牛肉や豚肉、その他耳やしっぽなどの部位も余すことなく使用した、煮込み料理です。一般的には黒豆が良く使われ、ソーセージやベーコンなども入れられるそうです。

ブラジル全土で食べられており、「国民食」とも呼ばれるこの料理は、水曜日と土曜日に食べる料理として人々に愛されています。

塩分が強めでお肉から出る脂が多いこってりとしたこの料理には、付け合わせにさっぱりとしたケールの炒め物を添えたり、ファロッファと呼ばれるキャッサバイモを乾燥粉末にし、ニンニク、タマネギ、ベーコンなどと一緒に油で炒めた食べ物を添えたりします。
ファロッファは、さまざまなブラジル料理の付け合わせとしてよく食べられています。

フェイジョアーダ

 

以上、ブラジル料理のほんの一部をご紹介しました。

フェイジョアーダなど、食べられる曜日が決まっているお料理は他にもあるそうで、国民のおよそ9割が入信しているキリスト教の教義の影響からきているとも言われています。

日本の裏側に位置する遠い国のイメージですが、その昔日本からの移民が多く移り住んだ縁から、現在では日系ブラジル人の人々がブラジルから日本に渡り、全国各地で暮らしています。
そのため、全国でブラジル料理が食べられるレストランも増えているそう。

お近くのブラジル料理レストランを探して、行ってみてはいかがでしょうか。

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 所属の精鋭の管理栄養士と健康管理士からなるグループのユニット。
それぞれ得意の分野や興味のある分野を活かし、詳しく知りたい食や健康の情報、話題のスーパーフード、旬のスイーツ…など、様々なコラムを掲載いたします。

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