じんましんとは、皮膚の一部が突然かゆみとともに赤くなって盛り上がり、しばらくすると消えるといった症状を繰り返す病気です。
最初の症状が出始めてから1ヵ月以内のものを「急性じんましん」、それ以上続くものを「慢性じんましん」と呼びます。
通常、じんましんの症状は、数十分から数時間以内に消えるのが普通です。
長くても24時間以内に治まり消失します。
また、夕方から夜にかけて現れ、翌朝から翌日の午前中には消えているケースが多いのが特徴です。
じんましんは、皮膚の真皮にある毛細血管が拡張し、同時に血管から血漿成分(水分)が漏れ出して膨らむことで生じます。この作用に深く関わるのがヒスタミンです。
ヒスタミンは、何らかの刺激により皮膚の真皮にある肥満細胞という細胞から放出される物質です。また、このヒスタミンは、皮膚の知覚神経を刺激して強いかゆみを生じさせます。つまり、肥満細胞を刺激する物質が、じんましんの原因なのです。
肥満細胞からのヒスタミンの放出が終わると、血管は縮小し、漏れ出した血漿成分も血管内に戻って、皮膚の膨らみは消失します。
じんましんの原因としては、身の回りのさまざまなものが考えられ、よく知られている食べ物以外にも、薬、ストレス、発汗などもじんましんを引き起こすことがあります。
しかし、じんましんの約7割は原因が特定できないといわれています。
サバ、マグロ、エビ、カニなどの魚介類、肉類、卵、乳製品、小麦、そば、果物、防腐剤や人工色素などの食品添加物 など
イラクサ(植物)、ハチ など
抗生物質、解熱鎮痛薬などの他の病気の治療薬
細菌、ウイルス、寄生虫 など
身体的ストレス、精神的ストレス
皮膚のこすれ、締め付け、寒暖差、日光 など
運動や入浴、緊張などによるもの
血液疾患、膠原病 など
じんましんになってしまったら、原因を取り除くとともに、皮膚でのヒスタミンの働きを抑える「抗ヒスタミン薬」でしっかりと治療をし、症状を緩和することが大切です。
原因を探り出し、それを取り除いたり、できるだけ避けるようにします。
血管や知覚神経がヒスタミンの刺激を受けないように、皮膚でのヒスタミンの働きをブロックし、かゆみや赤み、腫れなどの症状を軽くします。
仕事でも家庭でも、ストレスや疲労を溜めずに生活するのはなかなか難しいですが、上手な対処法を見つけることが重要です。
ただし、激しい運動やお酒などは、症状を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。
十分な睡眠をとり、また、アロマを取り入れてリラックスしたり、音楽や読書を楽しむなど、自分なりのストレス軽減方法を見つけてみてください。
バランスの取れた食事はもちろんのこと、下記の栄養素を積極的に取るようにしましょう。
栄養素 | 作用 | 多く含む食べ物 |
---|---|---|
食物繊維 | 腸内環境を整える | 玄米、ごぼう、こんにゃく、きのこ など |
発酵食品 | 免疫力向上 | 納豆、ヨーグルト、甘酒、キムチ など |
ビタミンC | 抗ストレス作用 | パプリカ、ブロッコリー、キウイ、イチゴ など |
ビタミンA | 皮膚の保護 | レバー、魚介類、にんじん、かぼちゃ |
今回は、発酵食品の甘酒とヨーグルトを使ったレシピです!甘酒とヨーグルトを混ぜるだけの簡単レシピです!ぜひ作ってみて下さい♪
今回は甘酒を使った料理をご紹介します!
発酵食品である甘酒は、腸内細菌の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整え免疫力UPにつながる食品です。風邪の予防や、美容、便秘改善にも良いと注目されています。
甘酒は、米麹を使用するものと、酒粕を使用するものの2種類に分けられます。
酒粕を使用する場合砂糖を添加して作るため、ダイエット中の方には砂糖を使用しない米麹の甘酒の方がオススメです♪
材料(2人分) | 分量 |
---|---|
甘酒 | 200cc |
ヨーグルト | 100g |
氷 | 少々 |
エネルギー(1人分):120kcal