砂糖不使用!体に嬉しい『発酵あんこ』の作り方

砂糖不使用!体に嬉しい『発酵あんこ』の作り方

発酵あんことは、小豆と米麹のみを使って作るあんこのことで、発酵食品であることや、砂糖不使用なことから健康や美容にも嬉しい効果が期待できます。今回は、糖質が気になる方も安心して食べることができる「発酵あんこの作り方」とともにご紹介します♪

発酵あんこの鍵!ココがポイント!

★一般的なあんこと発酵あんこの違いは?

★発酵あんこに含まれる栄養素と期待できる効果

★自然な甘さが魅力!簡単「発酵あんこ」のつくり方

 

一般的なあんこと発酵あんこの違いは?

甘味の付け方

<一般的なあんこ>

茹でた小豆に砂糖を加え、炊くことで甘みを出します。

和菓子のデメリットは砂糖が多い

<発酵あんこ>

砂糖は使用せず、茹でた小豆に米麹を加えて発酵させます。

米麹に含まれる酵素が、米に含まれるでんぷんを糖に変えること(糖化作用)で甘みを引き出します。(甘酒と同じ原理)

発酵あんこ

作り方

<一般的なあんこ>

小豆を茹でて砂糖を加え、豆の芯がなくなるまで加熱します。

<発酵あんこ>

小豆を茹でて、米麹を混ぜ合わせたら炊飯器の保温機能などを利用して、約60℃10時間程度保温します。

発酵あんこに含まれる栄養素と期待できる効果

発酵あんこの代表的な栄養素とその効果を紹介いたします。

小豆サポニン

中性脂肪やコレステロールの増加を防ぎ、血糖値の上昇を抑えて血液の流れをスムーズにしてくれます。

そのため、動脈硬化や脳梗塞など生活習慣病予防にもつながります。

また、利尿作用によってむくみ予防につながり、その他脂肪の代謝を促進することで肥満予防の効果も期待できます。

ビタミンB1

ビタミンB1が豊富で糖質の代謝を促進するだけでなく、疲労物質の排泄を促すため疲労回復効果も期待できます。

一般的には、豚肉に多く含まれると言われていますが、植物性食品では小豆に多く含まれています。

ポリフェノール

抗酸化作用の高いポリフェノールが豊富であり、活性酸素の除去、肌や血管などの酸化も防いでくれます。また、脂肪の吸収を妨げたり、食欲抑制効果もあります。

水溶性のため、ゆで汁に流れ出してしまいますが、大豆には赤ワインを超える多くのポリフェノールが含まれています。

食物繊維

小豆には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。血糖値の急上昇を抑えたり、血中コレステロールを低下させて動脈硬化を予防したり、腸を刺激し蠕動運動が活発になるため便秘解消も期待できます。

亜鉛・鉄

亜鉛は赤血球の生成に関わっています。鉄は赤血球の構成成分であるヘモグロビンを作るために必要なミネラルで、冷えや貧血予防にも効果が期待できます。

オリゴ糖

麹の酵素によってオリゴ糖が生み出されます。この生み出されたオリゴ糖は善玉菌のエサとなるため、善玉菌が増えて悪玉菌が減少し、腸内環境を整えることにも繋がります。

その他、血糖値の急上昇を抑える働きもあります。

自然な甘さが魅力!簡単「発酵あんこ」の作り方

容器するものは、鍋、炊飯器、材料は3つだけ!

発酵あんこ

用意する道具と材料発酵あんこの作り方<材料(つくりやすい分量)>
<下処理>小豆をさっと洗いざるにあけ、鍋に移し小豆が浸る量の水を入れ、沸騰させ5分ほどゆで、ざるにあける。<作り方>

  • 下処理の終わった小豆を鍋に戻し、400㏄の水を加え、指でつぶせる固さまで煮る。
  • 煮あがったらさらに、200ccの水を加え、少し冷ます。
  • ②を炊飯ジャーに移し、米麹を加えて均一になるまでよく混ぜる。
  • 炊飯器のふたを開けたまま、濡れふきんをかぶせ、保温で8~10時間酵させる。

発酵の力を利用することで、砂糖を使わずに自然な甘さの「あんこ」を楽しむことができます。小豆には食物繊維が多く、便秘解消や血糖値の急上昇を抑える効果もあります。糖質は気になるけど、甘いものが食べたいという方は必見!ぜひ作ってみてくださいね♪

材料名 分量
小豆 200g
米麹 200g
600㏄(400㏄+200㏄)

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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