ナトリウムは細胞内外のミネラルバランスを保つために不可欠なミネラルです。
その多くは、細胞外の体液(細胞外液)に含まれていて、水分を保持しながら細胞外液や血液循環の量をコントロールしています。
食塩・しょうゆ・みそなどの調味料、加工食品、梅干し・漬物などの塩蔵品 など
日本人は食事から塩分を必要以上に取っているので、不足することはありません。
まれに、多量に汗をかいたり、激しい下痢をしたり、利尿剤を使用して多量にナトリウムが排せつされると、倦怠感や食欲不振などを起こします。
食塩として存在するナトリウムは、インスタント食品や加工食品に多く含まれ、接種不足よりも過剰摂取が問題となっています。
ですから、食塩、しょうゆ、みそなどの調味料や加工食品、塩蔵品を控えることが減塩対策の重要なポイントといえます。
また、酢、だし、香味野菜、ハーブ、かんきつ類、香辛料などを活用して、調味料の使用を控えましょう。
その他には、外食や中食には塩分が多く含まれている傾向があるので、手作りすることも減塩対策になります。