ストレスが原因で、検査しても異常が見つからないのに胃や腸に違和感や症状が現れるものをいいます。市販の薬を服用して一時的に症状が改善されますが、原因となるストレスを取り除かないと再発することもあります。
私たちの体は、体の働きを調節する「自律神経」、ホルモンの分泌を司る「内分泌」、外部から侵入する異物から体を守る「免疫」の3つの働きのバランスによって『健康』を維持しています。
そして、これらの作用によって体を環境に適応させて安定させるために、体の機能を一定に保つ働きを「ホメオスタシス」といいます。
なかでも、自律神経は胃や腸の働きをコントロールしているため、ストレスがかかることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れてしまうと、胃腸の運動機能低下や知覚過敏等の症状が下痢や便秘、腹痛等となって顕著に現れるようになります。
このように、心と体はつながっているため、ストレスがかかることによって体に症状が現れることもあるのです。
腸の蠕動運動が低下やS状結腸の収縮運動によって起こります。
腸の動きが活発すぎて起こります。食後に症状が発生することが多いです。
便秘と下痢を繰り返すことがあります。
※頭痛、発熱、吐き気、動悸、発汗など、自律神経系の症状もみられることがあります。
日ごろから胃腸をいたわり、ストレスをためないようにしましょう。
胃腸を労わる栄養素をしっかり取りましょう。
栄養素 | 多く含む食品 |
---|---|
タンパク質 | 白身魚、赤見の肉、卵 |
ビタミンA | にんじん、かぼちゃ、ほうれん草 |
ビタミンC | キウイフルーツ、いちご、じゃがいも |
ビタミンE | かぼちゃ、キングサーモン |
5~6月が旬のじゃがいもは新じゃがいもと呼ばれていて、おもに九州地方から出荷されています。
新じゃがいものビタミンCは、じゃがいもより豊富なんですよ!
ビタミンCは、体内の粘膜を強化し、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに有効と言われています。
また、新じゃがいもは通常の収穫時期よりも早く収穫をしているため、皮が薄く水分をたっぷり含んだみずみずしい食感が特徴です。
今回は、簡単にできるポテトピザをつくってみましょう♪
まずはストレスの原因を取り除くことが大切です。
そして、ダメージを受けた胃腸を労わるあたたかい食事をしましょう。
じゃがいものビタミンCは熱を加えても壊れにくい性質があります。
焼く、煮るなどどんな調理方法でも大活躍です!
材料(2人分) | 分量 |
---|---|
じゃがいも | 2個 |
ズッキーニ | 1/3本 |
パプリカ黄 | 1/4個 |
パプリカ赤 | 1/4個 |
プチトマト | 3個 |
ベーコン | 1枚 |
ピザソース | 大さじ2 |
ピザ用チーズ | 100g |
エネルギー(1人分):223kcal
生姜・鶏ひき肉・消化の良い野菜を使った簡単レシピです!今回はキャベツやニンジン、カブを使用していますが、季節に合わせて野菜を変えてみるのもおすすめです。ぜひ試してみてください♪
今回は、生姜・鶏ひき肉・消化の良い野菜を使ったレシピです。野菜は、キャベツやニンジン、カブなどを使います。これらの野菜は消化が良いだけでなく、ビタミンCを多く含んでいるため、体内の粘膜強化に役立ちます。また、鶏団子はささ身を使うことで脂肪を抑え、消化の負担を軽減します。最後に生姜をプラスすることで、体が温まる栄養満点のスープになります。
材料() | 分量 |
---|---|
鶏ひき肉 | 200g |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
しょうが | 1かけ |
キャベツ | 1/4玉 |
ニンジン | 1/4本 |
カブ | 1/2個 |
顆粒コンソメ | 小さじ2 |
水 | 350㎖ |
エネルギー(1人分):約350kcal