円形脱毛症におすすめのレシピ

円形脱毛症におすすめのレシピ

円形脱毛症ってどういうもの?

円形脱毛症とは、頭部の毛が円形に突然抜け落ちてしまい脱毛斑が生じる疾患です。

一般的には、10円玉くらいの脱毛と思われていますが、頭部全体に広がることや、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶこともあり、その症状はさまざまです。

また、完全に発毛しても再発することもあります。

症状

どんな症状があるの?

円形脱毛症は、「単発型」「多発型」「蛇行型」「全頭型」「汎発(ばんぱつ)型」などいくつかの種類に分けられます。

単発型

円形脱毛症の中では最も多くみられるタイプです。

頭髪だけではなく、眉毛や体毛などにも発生する場合があり、豆粒大から500円硬貨ほどの脱毛斑が1か所にできます。

約80%の方が1年以内に治癒すると言われていますが、まれに次の段階である「多発型」に移行する場合があります。

単発型

多発型

円形脱毛斑が2つ以上発生するタイプです。

適切な治療を行っても、完治まで半年から 2年くらいかかる場合が多いと言われています。

さらに脱毛斑が結合し拡大する場合もあります。
何度も繰り返し発症することも特徴の一つです。

多発型

蛇行型

脱毛斑の結合が細長く、後頭部から側頭部の生え際にかけて、帯状に広がって脱毛がみられるタイプです。

治療期間が複数年に渡る場合があります。

蛇行型

全頭型

多発型が進行し、脱毛斑が頭部全体に広がり、最終的にほとんどの頭髪が抜け落ちてしまうタイプです。

非常に治りにくい例が多く、治療が長期に渡る場合が多いとされています。
そのため、治療と共にウィッグ(かつら)などを使って、円形脱毛症と上手に付き合う工夫が必要となってきます。

全頭型

汎発(ばんぱつ)型

全頭型からさらに症状が進行し、頭髪だけではなく眉毛、まつ毛、体毛など全身全ての毛が抜け落ちてしまうタイプです。

円形脱毛症の中では最も重度なタイプと言われています。

全頭型と同じく、治療が長期に渡る場合が多いため、こちらも同様に、治療の継続とともにウィッグ(かつら)などを活用して、円形脱毛症と上手につきあう工夫が必要となってきます。

汎発(ばんぱつ)型

円形脱毛症の原因は?

円形脱毛症の原因については、様々な説がありますが、近年では、髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生する「自己免疫疾患」が有力となっています。

免疫機能の異常を発生させる要因としては、肉体的疲労や精神的ストレス、不規則な生活による自律神経の乱れ、また体質的素因があります。

円形脱毛症の原因

自己免疫疾患

「自己免疫疾患」とは、外部からの侵入物を攻撃することで私たちの体を守ってくれている免疫機能に異常が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気です。

円形脱毛症では、免疫細胞が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症すると考えられており、その激しい攻撃により毛根が傷んで、元気な髪の毛でさえ突然抜け落ちてしまうのです。

しかし、なぜその様な異常が生じてしまうのかは、まだ明らかになっていません。

その他の要因:アトピー素因

アトピー素因とは、アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎など)を持っている人のことを言います。

円形脱毛症患者の約半数以上が本人もしくは家族にアトピー素因が認められるなど、深い関連があるとされています。

健康管理士からのワンポイント
『円形脱毛症と毛髪の周期』

円形脱毛症は、精神的ストレスなどにより、自己免疫機能に異常が生じ発症すると考えられていますが、その症状が実際に現れるのはストレスを受けた直後ではなく、出来事が起きてから約3~4ヶ月後と言われています。

それは毛髪の周期が関係しているためです。
また、治療に成功し髪の毛が再び生え始めるのも約3~4ヶ月後となります。

どうしたら予防・対策ができるの?

日常生活における対処法

  • 睡眠をしっかりとる
  • 栄養バランスの良い食事
  • 適度な運動
  • 頭皮マッサージ

頭皮の血行を促進し、発毛を促すように毛根を刺激しましょう。
軽度の円形脱毛症の多くは、基本的には、上記のような心掛けで自然に治っていきます。

しかし、広範囲に渡り脱毛していたり、症状が長期間続いていたりした場合には適切な治療が必要です。

症状に合わせて以下のような治療法が行われます。

病院での治療法

薬の使用

血管拡張作用のある塗り薬、血流を促進する作用のある薬の服用、炎症を抑えるステロイド薬の服用、患部への塗布や注射

ドライアイス療法

患部に雪状のドライアイスを軽くあて刺激を与える

局所免疫療法

かぶれを起こしやすい物質を塗り、人工的に皮膚に軽い炎症を起こさせる

光線療法

免疫状態の改善のため、医療用の紫外線を当てる

食事

バランスの良い食事はもちろんのこと、髪の毛をつくる基になるタンパク質を十分にとることが重要です。

また、血流改善や、抗ストレス作用のある栄養素も合わせてとるとよいでしょう。

積極的に取り入れたい栄養素
栄養素 作用 多く含む食べ物
タンパク質 髪の毛をつくる基となる 肉、魚、大豆製品、卵、乳製品
亜鉛 髪の毛をつくる助けとなる 牡蠣、レバー、肉、卵、ナッツ類、チーズ
ビタミンC 抗ストレス作用 ブロッコリー、赤ピーマン、スナップエンドウレモン、いちご、キウイフルーツ
ビタミンE 血流促進 たらこ、いくら、うなぎ、うに、かぼちゃ、アーモンド、アボカド、モロヘイヤ

おすすめ健康レシピ

牛肉とスナップエンドウの炒め

牛肉とスナップエンドウの炒め

今回は良質なタンパク質と亜鉛を豊富に含む牛肉と、旬のスナップエンドウを使ったレシピを紹介します!

色鮮やかなスナップエンドウが入ることで、見た目も良く、食欲がわく簡単レシピです。ぜひ、作ってみて下さい♪

管理栄養士・健康管理士からアドバイス

今回はスナップエンドウを使った料理をご紹介します!スナップエンドウの旬は3~6月です。

スナップエンドウには抗ストレス作用のあるビタミンCが豊富に含まれています。

スナップエンドウを選ぶ際は、中の豆がしっかり膨らんでおり、表面に傷や変色のない澄んだ緑色の物を選ぶようにしましょう。

材料(2人分) 分量
牛肉 200g
塩コショウ 少々
小さじ1
片栗粉 少々
スナップエンドウ 200g
ごま油 小さじ1
にんにく       1かけ
(A) オイスターソース 大さじ1
(A) 醤油 大さじ1
(A) 酒 大さじ1

エネルギー(1人分):約300kcal

作り方

  1. スナップエンドウは筋をとり、30秒ほど茹でて冷水で冷やし水を切っておく。
  2. にんにくはみじん切りにし、牛肉は塩コショウ・酒で下味をつけ、軽く片栗粉をまぶしておく。
  3. フライパンに油をひき、にんにくを加え、香りが出てきたら牛肉を入れ炒める。
  4. 牛肉にある程度火が通ったら、スナップエンドウと(A)の調味料を加えて炒める。
  5. お皿に盛り付けて完成♪

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 所属の精鋭の管理栄養士と健康管理士からなるグループのユニット。
それぞれ得意の分野や興味のある分野を活かし、詳しく知りたい食や健康の情報、話題のスーパーフード、旬のスイーツ…など、様々なコラムを掲載いたします。

この記事を
シェア
Twitter
Facebook
LINE
hatenaブックマーク
URLをコピー

URLをコピーしました

食や健康について学ぶ

関連記事

おすすめ記事