糖関連物質

糖関連物質

糖関連物質

食品化学、栄養学では食物繊維に分類されていますが機能性成分フィトケミカルの一種です。

β-グルカン

グルカンはブドウ糖を含む多糖類の一種で、様々な種類があり、大きくαとβの2種類に分類されます。なかでも免疫力を高める作用を持つβ-グルカンが注目を集めています。

働き

がん細胞の発育抑制

β-グルカンにはがん細胞の発育を抑制する働きがあると考えられています。特にアガリクス(ひめまつたけ)に多く、人気を集めています。
化学的に合成された医療薬と異なり、副作用がない点でがんの予防として有望されています。

免疫力を高める

β-グルカンは、免疫システムで重要な働きをする白血球に働きかけ、活性化させ免疫力をアップさせ、アレルギーの予防や改善にも効果があるといわれています。

β-グルカンが多く含まれる食品

しいたけ、まいたけ、エリンギ、ひらたけ、ぶなしめじ、なめこ、パン酵母、オーツ麦 など

β-グルカンはきのこに多く含まれており、糖の結合の仕方で分類され、それぞれ健康機能が異なります。β-グルカンはきのこ以外にも含まれており、パン酵母から抽出したものがサプリメントなどに利用されています。

β-グルカンが多く含まれる食品

フコイダン

こんぶやわかめといった褐色の海藻に含まれるヌルヌルした成分で、糖に硫酸などがつながった多糖類です。
日本でも有数の長寿県として知られる沖縄では、日常的に海藻をたくさん食べています。よく食べられているこんぶやもずくなどの海藻には、フコイダンが特に多く含まれており、健康維持の要因の1つだと考えられています。

働き

抗がん作用

フコイダンにはがん細胞だけに直接効いて自滅に追い込むアポトーシスという特殊な作用を誘導させる効果があり、注目されています。

コレステロール低下作用

フコイダンは食物繊維の一種であることから、腸内で余分なコレステロールや有害な物質をからめとって排泄したり、免疫を高める働きもあります。生活習慣病やアレルギーの改善にも有効です。

海藻に多い多糖類

海藻は種類によって含まれる多糖類が異なります。いずれも水溶性の食物繊維で、健康効果が確認されています。

海藻 多糖類
こんぶ、わかめ フコイダン、アルギン酸
もずく フコイダン
てんぐさ カンテン
のり ポルフィラン

フコイダンを多く含む食品

注目の成分 「フィトケミカル」へ戻る

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 所属の精鋭の管理栄養士と健康管理士からなるグループのユニット。
それぞれ得意の分野や興味のある分野を活かし、詳しく知りたい食や健康の情報、話題のスーパーフード、旬のスイーツ…など、様々なコラムを掲載いたします。

この記事を
シェア
Twitter
Facebook
LINE
hatenaブックマーク
URLをコピー

URLをコピーしました

食や健康について学ぶ

関連記事

おすすめ記事