学ぼう!中華料理のマナー ~料理の種類と席次~

学ぼう!中華料理のマナー ~料理の種類と席次~

意外と知らない中華料理のマナー。
「中華料理にはどんな料理があるのかな?」「みんなで食べるときは、誰がどの席に座るのかな?」
難しそうに見えるけど、実は意外と簡単です!マナーを覚えて楽しく食事をしましょう♪

チャーハン

地域で異なる中華料理

アジアの中で国の面積が最も大きい中国は、地域によって料理に使う食材から、その調理法まで様々です。

広東(かんとん)料理

広東料理の一番の特徴は、何といっても食材の豊富さにあります。
比較的温暖な気候なので、収穫できる野菜の種類も多く、また海に近いため海産物を使った料理も定番メニューとなっています。
また、海外でも広東語がそのまま共通に使用されている「飲茶(ヤムチャ)」は、昔間食とされていた「点心」が発達したもので、時代の流れとともに朝食、昼食と幅広く利用されるようになりました。
そして、ラーメンのトッピングとしてもお馴染の叉焼(チャーシュー)などの「焼味(ロースト)」や、
三大珍味と言われる高級食材のフカヒレ・あわび・燕の巣など、食材そのものを生かした料理法が特色となっています。

飲茶

北京料理

北京料理は中国の首都北京で食べられる料理ではありません。実は黄河を境にして北側の中国北部地方で作られる料理の総称のことをいいます。
魚より肉料理が多く、生姜やニンニクなどをよく使い、北京ダックのような醤油でこってりと仕上げた料理が多いのが特徴です。
また、麦や雑穀が主食で、特に小麦を原料とした餃子や麺類が発達しています。

餃子

四川料理

四川料理はトウガラシや山椒などの香辛料を効かせた「麻辣(マーラー)」と呼ばれる痺れるような辛さのある料理が特徴です。
四川省は内陸の土地なので、野菜や豚肉、牛肉、鶏肉、穀類を使った料理が主体です。
まわりに海がないので、乾燥食品も多く使用されます。代表的な料理に、麻婆豆腐や担担麺などがあります。

マーボー豆腐

上海料理

上海料理は、酒、醤油、黒酢などの醸造物をよく使い、甘く濃厚な味付けが特徴ですが、上海は1920~30年代に極東最大の国際都市だったため、伝統的な地元の味にヨーロッパなど外国の新しい味を融合させた料理も多くあります。
沿海地方に位置しているため、海の幸も豊富で、エビやカニ、淡水魚を使った料理が豊富です。
また、この地方は米の生産も盛んで、米を主食とし、米を原料にして作る「紹興酒(しょうこうしゅ)」の産地としても有名です。

上海ガニ

中華料理の席次

中国では、食卓を囲んで食事をすることを大切にしています。
現代は仕事で忙しかったりして、なかなか食卓を共にする時間は多くないようですが、お祝いの席や節目では、家族が集まって一緒に食事をします。

中華料理では、楽しく賑やかに食事をするために円卓と回転テーブルが使われるなど、和食や洋食にはない独特のルールとマナーがありますが、上座・下座に対する考え方は和食や洋食と同じで、入り口から最も遠いところが上座になります。

上座の左側から2番目、右側が3番目となり、4番目からも左、右…と進んで、入り口に最も近いところが下座となります。
ただし、たとえ下座にあたる席でも、眺めのよい席が上座となりますので、状況に応じて判断する必要があります。

中華料理の席次

全員が着席しても、いきなりナプキンに手を伸ばすのはマナー違反です。ホストの主賓の挨拶が終わってからナプキンを手に取って、膝の上に広げましょう。

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 所属の精鋭の管理栄養士と健康管理士からなるグループのユニット。
それぞれ得意の分野や興味のある分野を活かし、詳しく知りたい食や健康の情報、話題のスーパーフード、旬のスイーツ…など、様々なコラムを掲載いたします。

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