生姜でできる小さなセルフケア

生姜でできる小さなセルフケア

朝起きて体が冷えてる日、なんとなくだるい日、食欲がわかない日。そんな時に生姜をひとつ加えるだけで体がふっと軽くなることがあります。

難しいセルフケアは続かないけれど、生姜なら毎日の中に取り入れやすいのではないでしょうか。

実は長い生姜の旬

生姜は旬が長く、種類によって使い分けができるので、季節の変わり目のセルフケアにとても便利な食材です。

旬 特徴
新生姜 初夏~夏 香りが爽やかで辛みもやさしい
ひね生姜 通年 辛みと香りがしっかりしている
体を温めたいときに向いている

“生”と“加熱”で変わる「生姜の効能」

生の生姜(成分:ジンゲロール)

生の状態は、生姜の辛み成分は「ジンゲロール」が中心です。これは、スッとした辛みで、血行を促したり、胃腸の働きをサポートしたりします。香りには、気分を落ち着ける作用もあり、気分をシャキッとさせたいときや、食欲がないときに向いています。

加熱・乾燥させた生姜(成分:ショウガオール)

加熱させたり、乾燥させたりすることで、「ショウガオール」という成分が増え、胃腸の壁を直接刺激して、内臓の働きを促進させて、体の芯からじわじわと体温を上げる温熱作用があります。冷えやだるさを感じる日は、加熱した生姜を使うとセルフケア効果が高まります。

 

ちょっと得する豆知識

皮の近くに香り成分が多い

生姜の香り成分は、皮のすぐ下に多く含まれています。そのため、皮は厚くむかず、薄くこそげる程度がベストです。香りが立ちやすく、料理の満足度も上がります。

冷たい生姜ドリンクは体を温めない

「生姜入りなら温まるでしょ」と思いがちですが、冷たい飲み物に入れた生姜は、体を温めるほどのショウガオールが増えていません。
体を温めたいときは加熱した生姜×温かい飲み物がセットです。生姜紅茶や生姜みそ汁など温かい食べ物に加えてみましょう。

様々な生姜レシピ

常備菜:生姜の甘酢漬け

生姜の甘酢漬けは、疲れた日に箸休めとして優秀な食べ物です。とくに新生姜で作ると香りがふわっと立ち、辛みもやさしくて食べやすいのが特徴です。
冷蔵で1週間ほど持つので、忙しい時期のセルフケアにもぴったりです。

<作り方のポイント>

  • 新生姜は薄くスライスすると食べやすい
  • 甘酢は「酢:砂糖:塩=3:2:少々」が基本で失敗しない
  • 半日~1日置くと味がなじんで香りがより引き立つ

飲み物:生姜紅茶

生姜紅茶は、体を温めたい時の定番です。特に、夜のリラックスタイムに向いていて、巡りを整えながら気持ちを落ち着ける効果があります。

<飲むタイミング>

  • 夜、体が冷えて眠りにくいとき
  • だるさが残っている日
  • 気持ちが落ち着かないとき など

<作り方のポイント>

  • 生姜は薄切りがベスト(香りが広がりやすいため)
  • 紅茶は濃いめに淹れると生姜の風味とバランスが良い
  • はちみつを少し加えると、喉が疲れている日にも飲みやすい

生姜は、体の巡りを整てくれることからセルフケアにつながる食材のひとつと考えられています。日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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