一口食べれば南国気分!?「トロピカルフルーツ」

一口食べれば南国気分!?「トロピカルフルーツ」

暑い夏に食べたくなる「トロピカルフルーツ」。

ハワイや東南アジアのビーチリゾートに行くと、街中の露店やスーパー、飲食店などでよく見かけます。

トロピカルフルーツには、どんなものがあるのでしょうか。

「トロピカルフルーツ」とは

おおよそ年間平均気温が20度以上になる、熱帯・亜熱帯の地域で栽培されているフルーツを「トロピカルフルーツ」と呼んでいるようです。

バナナやパイナップルなどは、トロピカルフルーツの代表としてすっかり日本に定着したように感じます。

日本でも沖縄をはじめ、九州の一部地域など温暖な気候の地域で栽培される品種が増えてきました。しかし、まだまだ国内で栽培が難しいものもあり、傷みやすい種類などは海外へ旅行などに行った時にしか味わえないことも。

今回は、「最近手に入りやすくはなったけれど、まだ食べたことがないかも?」というトロピカルフルーツを3種類ご紹介します。

名前がなんだかカッコイイ!?「ドラゴンフルーツ」

サボテンの一種でキレイな花も魅力的なドラゴンフルーツは、ピタヤとも呼ばれています。

その実は、少し大きな卵型でピンクがかった赤い皮に包まれたものと、黄色い皮に包まれた種類のものがよく世界で食べられています。日本では赤い皮の種類をスーパーなどでよく見かけます。

主な産地

原産地は中央アメリカとされており、現在では中南米、東南アジア、中国南部、台湾、イスラエルなどで栽培が盛んだそう。

国内では、沖縄、鹿児島の他、千葉県でも栽培がされているようです。

主な栄養

カリウム、マグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれている他、葉酸やビタミンCなども多く含まれています。
果肉が白いものと、赤いものがあり、赤い果肉には「ベタシアニン」という抗酸化作用をもつ成分が含まれています。

食べ方

縦に二つに割り、皮をむいて食べやすい大きさにカットしたら出来上がりです。黒い小さな種もそのままいただきます。

皮をむかずにそのままスプーンで掬って食べるのもお手軽でオススメです。

さっぱりとした甘みのフルーツなので、サラダなどに入れても野菜との相性が良いようです。

ドラゴンフルーツ

見た目にもカワイイ料理の彩り!「スターフルーツ(五斂子ゴレンシ)」

輪切りにすると星形にみえることから名づけられたフルーツ。

熟す前に緑色の状態で流通していますが、食べる前に追熟し、濃い黄色に色が変わってから食べると、甘みが増してより美味しくいただけます。

主な産地

古くからマレー半島やインドなどの熱帯アジア地域に自生。
16世紀頃より、ヨーロッパの人々によって南米での栽培が始まったとされています。

国内では、沖縄や宮崎・鹿児島などで栽培されています。

主な栄養

体内の余分な水分排出を促してくれるカリウムが多く含まれている他は、目立った栄養素はないようです。

食べ方

その形のかわいさから、輪切りにしてそのままいただいたり、サラダの彩りとして加えたりすることが多いそう。

酸味の強い品種と、甘みが勝る品種があり、酸味の強い品種では、主にサラダやピクルス、砂糖漬けにしていただくようです。

甘みが勝る品種では、皮が黄色くなるまで追熟してから、薄く皮をむいて、輪切りではなく縦方向にカットしていただくと、スターフルーツ本来の味を楽しめるそう。

見た目のかわいさはなくなってしまいますが、梨に似たシャリシャリとした食感と、あっさりとした甘さが味わえる食べ方です。
スターフルーツ(五斂子ゴレンシ)

フルーツなの?野菜なの?不思議な果物「パパイヤ(パパイア)」

熟す前の青い実と熟した後の黄色い実で食べ方が異なる、面白いフルーツです。

主な産地

南米が原産とされており、世界中の熱帯地域、亜熱帯地域で栽培が盛ん。

国内では、沖縄や九州南部の他、高知県などでも栽培がされているそう。

主な栄養

パパイン酵素という青パパイヤに特に多く含まれる酵素は、タンパク質を分解する性質を持ち、肉や魚の消化を助けてくれる成分です。

加えて、青パパイヤには、脂肪分解酵素「リパーゼ」や、糖分分解酵素「アミラーゼ」も含まれており、脂肪や糖の分解までも進めてくれるダイエッターにはとてもうれしい成分を持っています。

その他、カロテン・ビタミンC・ポリフェノール・カリウムなども含まれています。

食べ方

フルーツとしていただく場合は、皮が黄色くなるまで熟した実をカットし、中の種を取り除いていただきます。
ねっとりとした実の食感と甘さを味わいましょう。

サラダなどで使用する場合は、熟す前の青い実を使います。
カットするとパパイン酵素が含まれている白い液体が出てきますが、刺激が強く、肌の弱い人だと手荒れを起こすこともあるので、調理の際は手袋をはめるなどの対策が必要です。

皮をむいて中の種を取り出し、作る料理にあわせてカットします。
水に10分程 つけておくことで、灰汁が抜けて食べやすくなるようです。

パパイヤ(パパイア)

 

以上、トロピカルフルーツの一部をご紹介しました。

この他にもマンゴーやパッションフルーツ、グアバなど、流通の発達や栽培技術の発達で、日本国内でも手軽に食べられるようになったフルーツの種類は多くなりました。

暑い国からやってきた旬のフルーツを夏に食べることで、その栄養素を体に取り入れたり、旅行に行けないこの時代に、南国気分を味わってみるのもいいのではないでしょうか。

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 所属の精鋭の管理栄養士と健康管理士からなるグループのユニット。
それぞれ得意の分野や興味のある分野を活かし、詳しく知りたい食や健康の情報、話題のスーパーフード、旬のスイーツ…など、様々なコラムを掲載いたします。

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