医療の進歩や制度の充実により日本人の平均寿命が延びているのは皆さんご存知かと思います。
しかし健康寿命との格差は10年ほどあります。そんな時代に健康で長生きするためには若い世代からの習慣づけが大切です。
どんな習慣をつけることが大切なのか今からできる習慣をご紹介します!
カロリーオーバーの生活を続け、常に糖質や脂質をとりすぎているともちろん生活習慣病の原因になります。よく噛んで食事をするようにすると満腹中枢を刺激するだけでなく、あごを動かすことで脳の血流も良くします。よく噛んで食事をする人とそうでない人では認知症への繋がりやすさも変わってくるとされています。
若いからと好きなものを好きなだけ好きな時間に食べ、忙しい日々の中で早食いをしていると人生100年時代と言われる現代ではツケがまわってくるでしょう。今はそこまで意識できないという方は最初の一口だけでもしっかり噛んで食事をする習慣をつけましょう。
また22時以降は体が脂肪をため込みやすい時間帯になるため21時以降は食べないなどの習慣も大切です。よく噛み腹7,8分目の食事を早い時間に済ませることが若くいるための1つ目の秘訣です。
私たちの体では常に活性酸素が作り出され細菌などの異物と戦ってくれていますが作られすぎると体内のさびつきに繋がり老化の原因になります。抗酸化食品を知り日ごろから意識してとり入れることで体のさびつきを防ぎましょう。
朝は時間がなかったりなるべく食べない方がいいと考え欠食する方も多いと思います。しかし朝食を抜いてしまうと体内時計がリセットされず体温や血圧、ホルモンの分泌のリズムが乱れます。朝からきちんと食事をとることで全身の細胞や臓器の働きをリセットすることができます。
また朝は排泄の時間でもあるため、食物繊維が豊富なバナナやりんご、海藻類を使ったお味噌汁や雑穀米などをとるといいでしょう。1日の中で1番腸の動きが活発になるため朝の腸活がおすすめです。
また朝食をとるメリットは、血糖値の急激な上昇を防ぐこともあります。朝食を抜き、いきなり昼食を食べると血糖値が急激に上がりその後急降下するという血糖値スパイクと呼ばれる症状が起こります。
糖尿病や動脈硬化に繋がりやすく、病気を発症しない場合でも血管を老化可能性があるため、朝食を抜いていきなり昼食からがっつり食べるといった習慣は避けた方が良いでしょう。
長く健康でいるためには精神的な安定ももちろん大切です。しっかり分泌させたいホルモンに「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」、「愛情ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」があります。
セロトニンは朝太陽光を浴びると分泌されるホルモンで体内時計をリセットしてくれます。朝から動くための活力になる重要なホルモンです。
オキシトシンは女性ホルモンであるエストロゲンに続いて分泌されるもので精神的に落ち着き優しくなれるホルモンです。リラックス状態にあると分泌されます。
いつまでも若くいるためにはオンとオフを分けよく笑い精神的な安定も作っていくことが大切です。
今回はさびずに長く生きていくために今からできる習慣をご紹介しました。
今からできる習慣は他にもありますので次回続きをご紹介します!
習慣になってしまうと難しくないようなことばかりなので知識をつけて未来の自分に自己投資をしていきましょう