旬のイチゴを堪能しましょう!

旬のイチゴを堪能しましょう!

実は、イチゴの旬はひとつではなく、地域品種栽培方法によって最もおいしい時期が少しずつ異なります。

冬に甘さがのる品種もあれば、夏でもしっかり味わえる夏イチゴも登場し、いまでは一年を通してさまざまなイチゴを楽しめるのも魅力です。

今回は、イチゴの種類栄養保存のコツまで、イチゴがもっと美味しくなるポイントをまとめてご紹介します。

イチゴの旬

冬~春(12~3月)に多い「冬イチゴ」

この時期がもっとも流通量が多く、どの店舗でもイチゴが店頭に並ぶようになります。甘さ香りがのりやすく、粒も大きめでジューシーです。

種類 特徴
あまおう 濃厚・大粒
あまりん 糖度18~20度
真紅の美鈴 黒イチゴ・アントシアニン豊富
おいCベリー ビタミンCが豊富
あすかルビー 甘味と酸味のバランスが良い

 

初夏~夏前(4~6月)に美味しい「露地イチゴ」

露地栽培はビニールハウスを使わず、自然の気温・日光・風の中で育つ昔ながらの栽培方法です。太陽の光を浴びて育つので香りが強く、味が濃くなります。

 

夏~秋(6~11月)に出回る「夏イチゴ」

北海道・東北・長野などの冷涼地で栽培されるイチゴです。夏でも実るように改良された品種が多く、果肉がしっかりしていて、加工にも向いています。

種類 特徴
信大BS8-9 糖度11~13度
サマーリリカル 断面が赤く業務用に人気
なつおとめ 小ぶりで円錐形
なつあかり 甘味がしっかり・日持ちが良い

 

 

イチゴの栄養

ビタミンC

イチゴの代表的な栄養素で、5~7粒でレモン1個分に相当するほど豊富に含まれています。免疫のサポート風邪予防、肌のハリを保つコラーゲンの生成にも役立ちます。

 

アントシアニン

イチゴの赤い色のもとになるポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。目の疲れのケアや、血流サポートなど、巡りが落ちやすい季節にうれしい働きをしてくれます。

 

食物繊維

イチゴのツブツブ部分に多く含まれています。腸内環境を整え、便通をサポートし、血糖値の上昇を抑える働きもあります。腸から全身の健康を支えてくれます。

 

カリウム

体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみ対策や、血圧のケアに役立ちます。塩分を摂りすぎたときに追加してみましょう。

 

イチゴの保存方法

イチゴはとても柔らかく、水分も多いため傷みやすい果物です。「買ったばかりなのに下のほうが腐っていた…」という経験がある人も多いはず。

毎日のご褒美として少しずつ楽しみたい方などは、次のポイントを押さえるだけでぐっと長持ち&美味しさをキープできます。

・重ねずに並べて保存する

→つぶれや傷みを防ぐため、できるだけ1段で保存しましょう

・ヘタはつけたまま、食べる直前に洗う

→ビタミンCの流出と水分による劣化を防ぎます

・容器にキッチンペーパーを敷く

→余分な水分を吸収し、カビや傷みを予防します

・野菜室で保存する

→低温すぎると傷みやすいため、やや高めの温度帯が長持ちします

・長期保存は冷凍がおすすめ

→ヘタを取って軽く砂糖をまぶすと、風味が残りやすく美味しく食べられます

 

旬のイチゴを楽しむコツ

同じイチゴでも、季節によって味わいも楽しみ方も少しずつ違います。季節ごとの旬に合わせた楽しみ方をご紹介します。

冬イチゴ

甘さが強いので生食向きです。朝のフルーツとして食べると、目覚めをサポートしてくれます。

露地イチゴ

香りが強い分、ジャムやタルト、コンポートなどの加熱スイーツにすると風味が際立ちます。

夏イチゴ

冷涼な地域で育つ夏イチゴは、果肉が硬めで崩れにくいのがポイントです。暑い時期でも形が保ちやすいため、パフェやショートケーキなどの業務用・加工用として活躍します。

 

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著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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