体にいいスイーツの第5弾は、「奇跡の木モリンガ」です。モリンガをご存知ですか?
まだあまり馴染みがないかもしれませんが、ダイエットに健康にと、その豊富な栄養素が体にもたらす効果には驚き!
今注目すべきスーパーフードモリンガの秘密に迫ります!
モリンガの正式名称は「モリンガオレイフェラ(moringa oleifera)」と言い、北インド地方が原産でアフリカや東南アジアにも生息するワサビノキ科の亜熱帯性の植物です。
近年では、日本でも沖縄など温暖な地域で栽培されています。
原産地であるインドやスリランカでは「300の病気を予防する薬箱の木」と呼ばれ、インド・スリランカの伝統医学アーユルヴェーダでは5千年も前から生薬として使われています。
近年では、栄養失調や貧困、環境問題に対する解決策として注目されており、「国連WFP」の食糧計画にも採用されるなど、その豊富な用途と効能から近年欧米でのモリンガ研究がさかんに行われています。
モリンガがこれほど遠い昔から今日まで注目されているのは、その栄養価の高さです。
「生命の木」や「奇跡の木」と言われるモリンガの葉には、現在解明されているだけで90種類以上の栄養素が含まれています。
さらに、種類が豊富なだけでなく、内容量も豊富であることが特徴です。
モリンガ100gのうち約27gはタンパク質で、代謝に欠かせない酵素を作り、エネルギー源としても利用されます。
そして、タンパク質の材料となるアミノ酸の数は約20種類あり、そのうち体内で合成できない必須アミノ酸が9種類ありますが、モリンガには全種類含まれています。
その他にも、ビタミンAはほうれん草の約13倍、鉄分が牛レバーの約7倍、ポリフェノールは赤ワインの約8倍も含まれています。
では、栄養価の高いモリンガを摂り入れることで、私たちの体には具体的にどのような効果があるのでしょうか?
モリンガに多く含まれているギャバやポリフェノールには、血圧や血糖値を調整する働きがあり、高血圧や糖尿病の予防効果が期待できます。
腸を良い状態で保つためには多くの食物繊維が必要です。
モリンガにはごぼうの5倍、レタスの28倍の食物繊維が含まれているため、便秘解消に効果があります。
デトックス作用が高く、食物繊維・ミネラル豊富なモリンガは、腸内環境を整えアレルギーを抑制する働きがあることもわかっています。
炎症を抑える作用もあり、花粉症やアトピーなどの改善に期待できます。
豊富な食物繊維で腸内環境が整うことで太りにくい体をつくっていくことができます。
そして、ポリフェノールには代謝を活発にして脂肪燃焼を促進する作用があります。
また、血糖値の上昇を抑える働きによって脂肪を蓄積しづらくする効果もあり、ダイエットに有効です。
モリンガの味は抹茶やよもぎのような味です。
そのまま食べるとまさに葉っぱの味。
でもモリンガパウダーであれば飲み物や料理、デザートなど意外と何にでも取り入れやすいのです。
すぐにできるのはホットミルクやヨーグルトなどに混ぜる方法ですが、今回は簡単にできるパンケーキのレシピをご紹介します♪
材料名 | 分量(2人分) |
ホットケーキミックス | 200g |
卵 | 1個 |
牛乳 | 150ml |
モリンガパウダー | 小さじ2 |