ゆらぎ肌におすすめのレシピ

ゆらぎ肌におすすめのレシピ

ゆらぎ肌ってどういうもの?

「ゆらぎ肌」とは、季節の変わり目などの急激な気温の変化や、環境変化によるストレスなどでお肌が敏感になってしまう状態のこと。いつも使っているスキンケア化粧品やエイジングケア化粧品が合わなくなり、急に刺激を感じることもあります。

また、お肌のかゆみや乾燥に悩まされるゆらぎ肌もあるようです。このように、症状は敏感肌と似ていますがゆらぎ肌の場合、特に季節やホルモンバランスの変化によってあらわれるお肌の敏感な状態を指します。

どんな症状があるの?

ゆらぎ肌の主な症状

ゆらぎ肌の代表的な症状は、下記のものが挙げられます。

  • 肌がガサガサして硬くなった
  • メイクのノリが悪い
  • いつもできないところにニキビができた
  • 皮脂のテカリが気になるけど、顔はつっぱっている
  • 髪の毛が触れるだけで、顔がかゆい

など

健康管理士からのワンポイント
『春は冬以上に空気が乾燥する!?』

冬に湿度が低くなるのはもちろんですが、春は冬の低湿度のまま気温が上がるので、肌にとっては一層の乾燥対策が必要です。気温が上がると「飽和水蒸気量」も増えます。

「飽和水蒸気量」とは、一定の空気中に含むことができる水蒸気の量のことです。
冬の湿度のまま気温だけが上がると、飽和水蒸気量は上がっても実際の空気中の水分量は少ないままなので、空気が冬以上に乾燥した状態になります。

少し寒さがゆるんでくると気持ちもゆるみますが、しっかり保湿をして肌トラブルを防ぎましょう!

ゆらぎ肌の原因は?

季節の変わり目は、急激な温度変化が起こり、春先は花粉やPM2.5などが飛ぶときもあります。

そのような外部刺激によって、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れを招いてしまうことがあるため、季節の変わり目は、ゆらぎ肌の症状が出やすいのです。

そして、季節的な変化だけでなく、女性特有のホルモンバランスやライフスタイルもバリア機能やターンオーバーに影響を及ぼし、ゆらぎ肌の要因になってしまうことがあります。

特に、仕事や子育てに忙しい30代から50代の女性は、様々な疲れやストレスが溜まりやすい年代でもあるので、ホルモンやライフスタイルのバランスが崩れやすく注意が必要です。

春の特徴とゆらぎ肌の原因

  • 皮脂や汗の分泌が増えて、花粉やホコリがお肌に付着しやすい
  • 紫外線量が増加し、お肌がダメージを受けやすくなる
  • 急激な温度差が乾燥を招き、お肌が過敏になる
  • 新生活のストレスや疲れがお肌に負担を与える

どうしたら予防・対策ができるの?

ゆらぎ肌になってから改善するより、ならないように予防したいですよね。以下の事項を行うようにしましょう。

十分な保湿をしましょう

ゆらぎ肌は、外部からの刺激を受けやすい状態のため、バリア機能を強化するためにもお肌の水分量をキープすることが大切です。

そのためには、エイジングケアの基本である保湿をしっかり行うことです。

紫外線対策をしましょう

紫外線は細胞そのものにダメージを与えて、お肌を老化させたり、シミをつくったりします。
紫外線を浴びると、細胞が紫外線から身体を守ろうとして活性酸素を発生します。

活性酸素は、本来、自分の身を守ろうとしてつくられるものですが、体内で処理できる以上に活性酸素が溜まってしまうと、細胞に悪影響を及ぼし、バリア機能も低下させるので、ゆらぎ肌の原因となります。

紫外線対策はエイジングケアの基本として、1年中日焼け止めクリームなどで対策を心掛けましょう。

規則正しい日常生活を心がけましょう

偏った食生活、運動不足、睡眠不足、喫煙などもゆらぎ肌の原因になります。不摂生な生活を送ることで肌荒れが起こり、バリア機能が低下してしまい、お肌がゆらいでしまいます。

バランスのよい食事、適度な運動、質の良い睡眠がゆらぎのない健やかなお肌のためには何よりも大切です。

おすすめ健康レシピ

ミニトマトとパプリカのマリネ

ミニトマトとパプリカのマリネ

ミニトマトには、トマト以上に栄養素がぎゅっと詰まっています。
抗酸化作用のあるリコピンだけではなく、ビタミンミネラル等が豊富に含まれており、美白にも高い効果があります。

そして、黄パプリカはシミやソバカスを防ぎ、美白へと導く役割を果たすビタミンC、肌の老化を防ぐルテインが豊富に含まれています。

管理栄養士・健康管理士からアドバイス

きちんと食べているつもりでもゆらぎ肌になるのはビタミン不足かもしれません。

ビタミン不足が美肌の敵であることはよく知られています。ビタミンが不足すると、お肌への栄養が滞り、ゆらぎ肌になってしまう可能性があります。

ゆらぎ肌を防いで健やかな美肌を保つためには、ビタミンを意識して摂るようにしましょう。

材料(1人分) 分量
ミニトマト 8個
黄パプリカ 1個
(A) レモン汁 小さじ2
(A) 塩・胡椒 少々
(A) オリーブ油 小さじ1/2

エネルギー(1人分):40kcal

作り方

  1. ミニトマトはヘタをとり半分に切る
  2. 黄パプリカは一口大に切り、耐熱容器に入れてラップをしてレンジで約30秒加熱する
  3. Aの調味料を合わせ、ミニトマトと黄パプリカを和えて、冷蔵庫で冷やしたら出来上がり♪

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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